実はブログ初めてなんです。

「男もすなる日記というものを女もしてみんとてするなり」

というのは、紀貫之『土佐日記』の書き出しである。

先駆者はいつだって、先駆けた瞬間にその偉大さを理解されることはなかった。
リンカーン、チャップリン、アインシュタイン、エジソン……。何度も人々に酷評を受けた彼らは、しかし、後世で誰よりも畏敬の念を集めることとなった。

「男もすなる日記というものを女もしてみんとてするなり」

文字を起こした紀貫之はどんな心情だったのだろうか。
分をわきまない女だと思われないだろうか、生意気なやつだとけなされないだろうか、浅学極まりないと非難されるだろうか。そんな思いがあったのだろうか。
しかし、彼女は書き始めた。そして、平安時代から今に至るまで、絶えることなく受け継がれてきた。
彼女のような偉大な物書きになるための一歩として、私はここにブログを開設しようと思う。

ブログというものを拙者もしてみんとてするなり。

 

大嘘である。

 

20余年生きてきて、ブログを初めて開設した。先駆者追従どころかロジャースの言うところのラガード(Laggards:遅延者)もいいところである。本当はブログ機能も自作したかった。しかしブログを作るとなるとPHPをはじめとしたプログラム言語を学ばねばならぬ。PHPを使うにはサーバを借りねばならぬ。サーバを借りるには月額およそ500円を支払わねばならぬ。お金を払うには稼がねばならぬ。

そんなわけで、WordPressBlogを活用させていただくことにした。
もしかすると全然更新しないかもしれないが、たまに「嗚呼ブログがあったらなぁ」と思うことがあるので、後顧の憂いを絶つためにも、ひとつ作っておくことにした。
もしかしたら「紀貫之は女~」みたいな、赤面ものの間違いをすることがあるかもしれないが、そんなときはフフフと笑ってズバッと指摘して欲しい。

長い前置きであるが、記事の方はなるべく簡潔に纏めたいと思うのでどうぞ宜しく。

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